以下にストレスを受けやすい人の特徴的な性格について紹介していきます。もし、それらに自分が当てはまりそうであれば、今以上にストレス発散の方法を考えることなど、ストレスとの向き合い方における工夫が必要となるでしょう。ただ、大事なことはストレスをゼロにする必要はないということです。大事なのは、自分の性格を踏まえた上でストレスを適切な程度に抑えることなのです。ストレスは確かに厄介なものですが、適度なものであれば行動の原動力になったり、向上心に繋がったりするものであり、プラスに働く部分も少なくないからです。
それではセルフチェックに関する内容について触れていきたいと思います。まず、ストレスを受けやすい性格として几帳面で神経質ということが挙げられます。そういった性格の人は、真面目で勤勉な人、また完璧主義者で自分なりのこだわりを持った人が多いです。こうした人の特徴として、常に忙しくしていないと落ち着かない、何事においても程ほどで妥協ができないといったものがあり、常に自分で自分を追い込むことが多いのです。そのような人は気持ちに余裕が持てませんから、少しでも自分の考えや計画にズレが生じるだけでも大きなストレスを受けてしまいます。
また、こうした特長を持つ人には自分の感情を抑えている人が多いようです。上手く自分の感情を外に出せない人はストレスも自分の中に溜め込んでしまいっぱなしになりますから、日に日にストレスが大きくなっていきます。やはりこうした性格の人は真面目な人が多いですから、少しの失敗でも自分を責めることが多く、ストレスの大きさに気付いたときには既に何らかの不調が現れてしまっているということも少なくありません。
責任感が強く内向的な性格の人も普段からセルフチェックを行う必要があります。責任感が強い人は、世話焼きな人が多く周囲からは信頼されます。しかし、自分を犠牲にしてでも周りの人のために頑張ろうとする人が多いので、やはり精神的な負担は大きくなります。また、そうした役割にやりがいを感じられている間は良いのですが、自分の仕事や面倒を見る相手がいなくなると喪失感を持つことも多いです。
また、責任感の強い人は自分の中で考えを整理しようとすることが多いため、内向的になりがちです。こうした内向的な性格の人はストレス発散が不得意で、細かいことも大きなストレスに感じてしまう傾向があるので注意が必要です。